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文字間隔調整方式 (特許第2066712号)

コンピュータが文字を出力する場合、仮想文字枠(※脚注)を基準にして文字を配置します。
下の図において、(1)のように仮想文字枠を等間隔に配置しても、出力される文字の形状により図(2)のように文字の間隔が不揃いになってしまう事があります。
文字間隔の調整例
通常、この問題は図(3)のように文字間隔を修正する事によって解決しますが、従来は1文字ずつ人間の手によって調節する必要がありました。
当社では、文字列を出力する際に、コンピュータが隣り合う文字の隣接部分の凹凸形状を自動的に計算して、図(4)のように文字間隔を最適化する方法を開発しました。これが当社の特許「文字間隔調整方式」(特許第2066712号)です。

上記の特許技術により、当社の製品はあらゆる書体において、縦組でも横組でも自然で美しい文字出力を実現しています。

(※注) 仮想文字枠=個々の文字フォントの形状を定義するための座標系の外枠。
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